コラム・レポート

いなりをかじる息子の前でパーティーの準備に大わらわ (44)

いなりをかじる息子の前でパーティーの準備に大わらわ (44) こちらに来てからホームパーティーは招待したり、してもらったり・・・。いつもお料理が楽しみです。

【さんちかママ通信=ワシントンDC特別版】先週末はわが家に20人近いお客様が来るパーティーがありました。4、5人呼んでという集まりは、月に数回しているのですが、さすがに20人となると、これで2度目です。

来るのはほとんど夫の仕事の関係で出会った夫妻たちです。でも、みんな気さくな友達状態なので、今回も気を使う集いではありません。

ただ何度かお呼びしているメンバーもいるので、いつもと違う料理も用意することに。いなり寿司、けんちん汁、ローストポーク、サラダ・・・。さらには「頑張りました!」という演出(?)のため、庭でバーベキューをして、夫がラムを焼くことにしました。


ただ20人ともなると、もちろんこれじゃあ足りないので、ゲストの皆さんにも数品持ってきてもらいます。キッシュやカツオのたたき、タコのマリネ、紅茶のケーキほか、なんと手打ちうどんなども作ってきてもらって、超豪華なパーティーになりました。

さて、ホームパーティーといえばやっぱり準備が大変です。まずは庭の掃除を数日前から始めたのですが、この時期はいくら抜いても、すぐに草が伸びてきます。家の中もいくら片付けても、そのあとを息子が散らかしていきます。

それでもデッキなどは子どもに「水遊び」だと思いこませて掃除させたりしつつ、なんとかピカピカなわが家に。ちなみにピカピカになったのは、パーティーがはじまる4時間前です。このあたりから「あれ?お料理、間に合うのかしら?」と、焦ってきます。

デッキを掃除する娘と息子。この後、全身びしょ濡れに。

まず、いなり寿司を作ろうと思って発見したのが、ひと口かじられた油揚げです。犯人は息子(3歳)です。じつは買い物のときから、息子にはこの油揚げがものすごくおいしそうに見えていたらしく、家につくなり「ほちい!(欲しい)これ!これ!」と騒ぐので、夫がひと口食べさせたそう。もちろんひと口食べて撃沈です。普通、食べさせないでしょ!

あ、でも・・・。私も先月「これ!これ!チョコレート食べていい?」と息子が出汁用のコンブ(長方形に切ってあったもの)をビニールから出して叫んでいるので「いいよ」と言ったっけ・・・。その後コンブをかじった息子が、怪訝な顔でいるのをほくそ笑みながら、見ていたのでした。

問題の油揚げ。いなり寿司にしてからは、息子は中の具だけ食べていました。

そんな食いしん坊な息子にとって、お料理もいっぱい、キレイなお姉さんたちもいっぱいくるパーティーはきっと至福の時間だったようです。子どもたち同士が遊ぶ部屋にはいかず、ずっと大人たちのいる場所をチョロチョロしたり、その場にPCを置いてDVDを観たりしていました。

それにしても、やっぱりみんなでワイワイと「日本語」で話すのは楽しいですね。じつは今回、来てもらったのは全員日本人です。まだまだ外国人をホステスとして迎える実力はないので、招待できるのはいつも日本人ばかりなんです。

帰国までには、日本の伝統料理を紹介しつつ、英語で大騒ぎするような、ワシントンDCらしい多国籍なホームパーティーをわが家で開催してみたいものです(エディター&ライターの“さんちか”こと三宮千賀子さんが書いています。銀座まで自転車で20分のエリアに6年在住後、2007年からアメリカで生活しており、当分の間、ワシントンDC特別版を掲載します)。
コモプラス

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