コラム・レポート
プランタンが日本の食材を使った夏スイーツ
プランタン銀座(中央区銀座3-2-1、03-3567-0077)は2009年6月23日から7月17日まで本館地下2階で「ニッポン(Nippon)の夏スイーツ」を開催する。
「ニッポンスイーツ」は、抹茶やきな粉などの和素材をはじめ、国産フルーツや野菜を用いて作るスイーツのことだ。食の安全や「地産地消」への関心の高まり、海外での日本食ブームなど、日本の食材が改めて注目を集めているなか、従来の和菓子や和スイーツとは異なる「ニッポンスイーツ」を提案していく。
今回、参加するのは既存11店舗に加え、銀座に店を構える各地のアンテナショップから和歌山県の「わかやま喜集館」でも売られている「ぷらむ工房」と沖縄県の「銀座わしたショップ」から「南国食楽ズ(Zu)」が期間限定で初めて出店する。
このほど開催された「夏スイーツお披露目会」では13店舗より24種のイチ押しの「ニッポンスイーツ」が揃った。フェア開催中はそれらを含めた40種類が販売される。
「リ・チーズ」は中にチーズクリームを封じ込めたバウムタルトに、フルーツを乗せた2種類を出す。青梅産のイチゴを奈良県で栽培した「あすかルビー」を乗せた「イチゴのバウムタルト」(541円)と、福岡県産のデコポンを使用した「デコポンのバウムタルト」(501円)で、バウムクーヘンのように一層ずつ焼き上げたバウムタルトは安定した土台となり、チーズクリームと甘酸っぱいフルーツとのバランスがよい新感覚のスイーツだ。
「エム?ワン カフェ スイーツ」の沖縄産さとうきびで作られた「本和香糖(ほんわかとう)」を使用した「沖縄ほんわかプリン」(250円)はグラニュー糖などを一切使用せず、品のある甘みとコクが特徴の本和香糖の味を十分に味わえるプリンだ。
エクレア専門店の「エクレア工房 パテ・ド・パテ」が販売する新しいスイーツ「みたらしエクレア」(301円)と「カプレーゼエクレア」(301円)は甘辛いタレを混ぜたクリームと、みたらし団子が乗せられたエクレアだ。甘辛いタレは、香川県小豆島(しょうどしま)産の濃口しょう油を使用した本格的な味わいで、イタリアと和の融合スイーツである。コーヒーもいいが、麦茶やほうじ茶などとも合いそうだ。
「カプレーゼエクレア」は、口に含むと分かるが、見た目との違いが鮮かだ。愛知県産のプチトマトが乗せられ、北海道産のクリームチーズと、バジル、黒こしょうがアクセントになった前菜感覚のエクレアだ。
カップケーキ専門店の「チャプチーノ」は和歌山県産の南高梅のジャムを乗せた「南高梅のレアチーズモンブラン」(361円)。ふんわりとしたシフォン生地に甘さ控えめの生クリームとレアチーズクリームを絞り、モンブランに仕立て、頂上には甘酸っぱい梅ジャムが乗せられて、味をひきしめている。南高梅のジャムは和歌山県の「ぷらむ工房」のものを使用している。
ドーナツの専門店「ミエル ドーナツ」は京都府産の宇治抹茶を練りんだ生地に大納言を入れた「大納言」(210円)と、千葉県産と茨城県産のさつまいもを使用した「焼き芋」(210円)だ。プレーン生地に角切りのさつまいもが入り、黒ゴマがアクセントになった焼きドーナツで、温めるとさらに風味や香りが高まる。油で揚げずに焼き上げる、ふわふわの焼きドーナツ専門店の定番商品でもある。
「ガトー・ド・ボワイヤージュ」の「イチゴのヴェリーヌ」(441円)は長野県産のイチゴ「サマープリンセス」を使用し、イチゴのジュレと果肉入りプリンにイチゴを乗せており、ジュレが涼やかさを演出している。
マシュマロ専門店「神戸マシュマロ浪漫」の山梨県産のミントの香りを移した水とミントリキュールで香り付けした「ミントマシュマロ」(451円)と、沖縄県産マンゴーを使用した「マンゴーマシュマロ」(451円)は素材の味や香りと、卵白を使わずに、口どけのいいマシュマロの食感を楽しめる。
ミニ鯛焼きの「ギンザプティ・カスタ」がフェア期間限定でプロデュースする「札幌プティドーナツ」は「北海道つぶあん」と「北海道ミルクココア」、それと「富良野メロンクリーム」の3種を出品する。直径約3.5cmの小さなドーナツで各35円。卵と小豆は北海道産、牛乳は北海道美瑛町(びえいちょう)産、メロンは北海道富良野市産を使用している。
「京都嵐山サガパー」は「だだちゃ枝豆の白玉あんみつソフト」(501円)を出品する。山形県鶴岡市産の「だだちゃ枝豆」を混ぜ合わせたソフトクリームに、北海道産の小豆で作った粒あん、白玉、とら豆、黒蜜、寒天を乗せたあんみつ風のスイーツだ。枝豆の味とつぶつぶした食感が残るソフトクリームも夏を感じさせる。
「銀座わしたショップ」の「南国食楽ズ(Zu)」は「やわらかキャラメル マンゴー」(1001円)と、「やわらかキャラメル ドラゴンフルーツ」(1001円)などを出品する。沖縄宮古島産のマンゴーやドラゴンフルーツの果肉を使用した、なめらかな口どけが特徴の手作りキャラメルだ。特にドラゴンフルーツは日本でも珍しいフルーツで、その爽やかな味わいと種のプチプチとした食感が楽しめる。販売期間は6月23日から6月29日まで。
和歌山県の「ぷらむ工房」は「梅マシュマロ」3種(プレーン、チョコ、ゆずで各525円)と、南高梅と砂糖のみで作られた完熟ピュアな梅ジャムをクリームチーズに合わせた「梅ジャムレアチーズケーキ」(3000円)、もち粉入りのしっとり生地に、梅肉ペーストを練りこんだほのかな酸味と甘味が特徴の梅あんが入った「梅まんじゅう」(315円)などで、いずれも和歌山県みなべ町産の梅「南高梅」を使用している。出店期間は6月30日から7月13日まで。
「あすかルビー」や「サマープリンセス」に「もういっこ」などイチゴだけでも各地を代表する品種を使用したり、日本各地の食材に焦点を当て、スイーツを通して、改めて日本の食材の魅力を発見できるようにしている。
営業時間は11時から20時30分(日・月曜日は19時30分)。
プランタン銀座




