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丸善日本橋で成田一徹「東京シルエット」原画展

丸善日本橋で成田一徹「東京シルエット」原画展

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【銀座新聞ニュース=2010年8月24日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は8月25日から8月31日まで3階ギャラリーで成田一徹さんによる「切り絵展」を開催する。

切り絵作家の成田一徹(なりた・いってつ)さんが6月24日に「東京シルエット」(創森社、1680円)を刊行したのを記念して丸善・日本橋で原画約100点を展示する。

「東京シルエット」は朝日新聞東京版に2007年から2009年9月まで2年9カ月にわたった連載された成田一徹さんの文章と切り絵による随筆で、この連載を基にして122点を取り上げている。東京の谷中に住んで20年という成田一徹さんが江戸、明治、大正、昭和、平成と変せんしてきた首都の面影を刻むため、方々を歩き回って風景や人を選んだ。

たとえば、朝日新聞の最終回(2009年9月27日付け)では「『東京駅』人生の味」と題し、「東京駅。昔も今も、無数の人生の出会いと別れが、ここで交錯する。杉本寿(すぎもと・ひさし)さん(68)は50年間、東京駅を間近に見続けてきたバーテンダーだ。構内にあった東京ステーションホテルで46年。シェーカーの音がそばを走る列車の轟音(ごうおん)と響き合うバーだった。今は東京駅を真下に望むホテルメトロポリタン丸の内の27階バーで働く。カクテル『東京駅』。古巣への想(おも)いを込めた杉本さんの代表作だ。ない交ぜになった甘みと酸味。それはこの駅で行き交う悲喜こもごもの人生の味である」と書いている。

成田一徹さんは1949年兵庫県神戸市生まれ、1976年に大阪経済大学大学院修士課程を修了し、夜間中学の教師や信用調査会社を経て、1978年に神戸の外敦団体に勤務、1980年ころから切り絵をはじめ、新聞やPR誌等に作品を掲載、1988年に会社を辞めて上京、本格的な作家活動に入る。作品内容は多岐にわたり、酒場(バー)の情景を刻んだ切り絵は20年来のライフワークとしている。

期間中は毎日、成田一徹さんが来場し、「東京シルエット」を購入するとサインがもらえる。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。(2010-08-25)

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