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松屋で水木しげる展、米寿と画業60年記念で、鬼太郎茶屋も
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【銀座新聞ニュース=2010年8月9日】松屋銀座本店(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)は8月11日から8月23日まで8階大催場で「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」を開催する。
「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者で、「世界妖怪会議」会長の水木(みずき)しげるさんが2010年3月に88歳(米寿)を迎え、画業も60年に達したのを記念して、「河童の三平」や「悪魔くん」、「ゲゲゲの鬼太郎」を中心に、初期から最新の書き下ろしまで約100点の原画を展示し、「水木流妖怪とともにある幸福」を体験できるようにする。また、現在、NHKで放映中の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」やアニメーションの鬼太郎も紹介する。
期間中、会場では限定商品や水木しげるの故郷、鳥取限定商品などを販売する。また、「鬼太郎茶屋」も出店する。
ウイキペディアによると、「河童の三平」は1961年から1962年まで兎月書房から刊行された貸本劇画集に連載されたマンガで、1968年から1969年には「週刊少年サンデー」に連載された。河童によく似た人間の少年、河原三平を主人公とし、河童の国の長老の息子、かん平らが出てくる話だ。1968年から1969年までテレビで特撮作品が放映され、1993年に劇場用アニメが公開されている。
「悪魔くん」は1963年に貸本劇画として発表され、1966年から1967年に「週刊少年マガジン」などに連載された。内容は全人類が幸せに生きられる世界を築こうとしている悪魔くんが400歳のファウストの力を借りて呼び出した「悪魔」を自分の意のままに使う。また、12使徒を周囲において、悪魔退治するという物語だ。
1966年から1967年までテレビ朝日系(当時は日本教育テレビ)でテレビドラマとして放映され、1986年にフジテレビ系で放映され、1989年から1990年までアニメがテレビ朝日系で放映されている。
「ゲゲゲの鬼太郎」は1933年から1935年頃にかけて、民話の「子育て幽霊」を脚色した紙芝居「ハカバキタロー(墓場奇太郎)」が存在し、1954年に水木しげるさんが「ハカバキタロー」を題材にした紙芝居「蛇人」と「空手鬼太郎」、「ガロア」、「幽霊の手」を完成させ、これが鬼太郎シリーズの原点とされている。その後、1959年に兎月書房の怪奇短編マンガ誌「妖奇伝」に「幽霊一家」を発表し、これが「鬼太郎」シリーズの基本となる。
1960年に兎月書房から「墓場鬼太郎」と題した怪奇短編マンガ誌で作品が発表され、三洋社から「鬼太郎夜話」シリーズを発表し、1967年から「週刊少年マガジン」に「墓場の鬼太郎」を連載、1968年から「ゲゲゲの鬼太郎」にタイトルを変え、テレビアニメ化され、1969年に「週刊少年マガジン」の連載が終了しても、1971年に再びテレビアニメ化されると、「週刊少年サンデー」(小学館)が連載をはじめ、1976年に「少年アクション」(双葉社)に「鬼太郎の世界おばけ旅行」が連載され、1977年に「週刊実話」で「続ゲゲゲの鬼太郎」などが連載された。
1985年からフジテレビで実写版「ゲゲゲの鬼太郎」が放映され、「週刊少年マガジン」に再び連載され、その後も何度かフジテレビ系でアニメが放映され、2007年に松竹が劇場版実写映画を上映した。2008年からフジテレビが深夜に「墓場鬼太郎」をアニメ化している。
「ゲゲゲの鬼太郎」はかつて地上を支配していた幽霊族の唯一の末裔の鬼太郎が主人公で、妖怪と人間の共存できる世界をめざして戦っている。鬼太郎のほかに、ねずみ男、子なきじじい、砂かけばばあ、目玉親父、一反木綿などが登場する。
水木しげるさんは1922年3月8日に大阪府西成郡粉浜村(現在の大阪市住吉区)生まれ、鳥取県西伯郡境町(現境港市)で育ち、高等小学校を卒業後、田辺版画社、小村版画社を経て、1938年に精華美術学院に入学、1939 年に松下電器守口工場に職工として就職するも2日で解雇され、新聞販売店に勤務、1940年に日本鉱業学校採掘科に入学(6カ月で退学)、中之島洋画研究所に通い、1941年に日本大学付属大阪夜間中学(現大阪学園大阪高校)に入学、1943年に召集され、ラバウルへ出征した。
1944年に爆撃により左腕を失い、ニューギニアの病院で療養、1946年に復員、1948年に武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)に入学、その後中退し、1950年に神戸で「水木荘」を経営、1951年に阪神画報社に所属し、紙芝居作家となり、1953年に「水木荘」を売り、西宮に引っ越し、1957年に単身上京し、1958年に貸本マンガ家となり、1960年に怪奇専門誌「妖奇伝」に鬼太郎の誕生編などを発表した。
1961年に「河童の三平」を刊行、島根県能義郡大塚村(現島根県安来市)出身の飯塚布枝(いいづか・ぬのえ)さんと見合い結婚、1964年に雑誌「ガロ」創刊号(青林堂、1964年から2002年まで)でマンガ家としてデビュー、「鬼太郎夜話」(鬼太郎シリーズ)、忍者モノのパロディ「忍法屁話」、「マンガ家講座」などを連載した。
1965年に「別冊少年マガジン」に掲載された「テレビくん」が講談社「児童漫画賞」を受賞した。1991年にNHKテレビでドラマ「のんのんばあとオレ」が放送され、1995年に「世界妖怪協会」を設立、会長に就任した。1996年に鳥取県境港市に「水木しげるロード」が敷設され、2003年に境港市に「水木しげる記念館」を開館した。2007年に「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画化された。
「ゲゲゲの女房」は水木しげるさんの妻、武良布枝さんが2008年3月に刊行した自伝で、この書籍を原案として2010年3月29日から9月25日までNHKの朝の連続テレビ小説で放映されている。また、2010年秋には映画化される予定だ。内容は高度経済成長など戦後を時代背景に、29歳のヒロインと戦争で左腕を失った40歳間近の貸本漫画家とが見合いから5日後に結婚し、喜びも苦しみもともにする夫婦の軌跡が描かれている。
「鬼太郎茶屋」は現在、東京・調布市深大寺門前に店(調布市深大寺元町5-12-8、042-482-4059)を構え、1階では鬼太郎関連グッズや水木しげるさんの著作本などを販売、2階では「目玉おやじのくりぜんざい」や「ぬり壁のみそおでん」などが食べられる。
開場時間は10時から20時(最終日は17時)まで、入場料は一般1000円、高大生700円、中学生以下無料。
(2010-08-09)
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