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京橋でぴあ映画祭、若松孝二とカサヴェテス特集(3)

京橋でぴあ映画祭、若松孝二とカサヴェテス特集(3)

(招待映画について追加し、見出しと写真を替え、記事全文を出した後に写真をクリックすると出てくる説明も変えてあります)
【銀座新聞ニュース=2010年7月17日】東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3-7-6、03-5777-8600)で7月16日から7月30日まで2階大ホールで「第32回ぴあフィルムフェスティバル」を開催する。

「ぴあフィルムフェスティバル」は1970年代にテレビの普及により、映画産業が衰退し、映画監督をめざす多くの若者が8mmを中心とした自主映画の制作に活路を求めたことから、1977年に大映大泉撮影所で若手映画監督を発掘するために「第1回ぴあ展」としてスタートした。

当時は雑誌「ぴあ」を通じて公募した作品をぴあスタッフが審査し、オールナイトで上映する企画だったが、1981年より「ぴあフィルムフェスティバル」とし、1984年に映画制作を支援する「PFFスカラシップ」が創設された。「PFFスカラシップ」はコンペティション部門で「PFFアワード」の入賞者がオリジナル作品を制作するのを、PFFが全面的にプロデュースする制度で、これ以降、映画界で活躍する監督を輩出するようになった。

2010年が32回目で最大の目玉のコンペティション部門「PFFアワード」については、2008年12月2日以降に完成した作品を対象に、2009年10月1日から12月1日まで募集し、応募総数527本(2009年は569本)の中から2次審査を通過した16作を上映する。PFFアワードグランプリが賞金100万円、準グランプリが20万円、審査特別賞(3作)がそれぞれ10万円。7月30日16時30分からPFFアワードの表彰式を開催し、グランプリ作品を上映する。

また、7月29日19時から2009年に「PFFアワード」に入賞した吉田光希(よしだ・こうき)さんが制作した「第20回PFFスカラシップ」作品「家族X」を上映する。

さらに、招待作品部門として7月16日から7月25日まで「日本映画新作プレミア上映」、「若松孝二(わかまつ・こうじ)特集-こわくない!!はじめての若松体験」、「ジョン・カサヴェテス(John Cassavetes、1929-1989)特集」、「イ・サンウ(李尚雨)特集」、「短編スペシャル」を上映する。

「日本映画新作プレミア上映」は7月16日18時45分からのオープニング上映となる、8月28日に一般公開される荻上直子(おぎがみ・なおこ)さんの「トイレット」(109分)、7月21日18時45分から上映される秋公開予定の鈴木卓爾(すずき・たくじ)さんの長編デビュー作「ゲゲゲの女房」(119分)、7月23日12時15分から上映する10月公開予定の瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)さん監督の「ヘヴンズ ストーリー」(278分)の3作だ。

いずれも監督が来場するとともに、「ヘヴンズ ストーリー」は監督のほかに、つる岡萌希(つるおか・もえき)さん、長谷川朝晴(はせがわ・ともはる)さん、忍成修吾(おしなり・しゅうご)さん、村上淳(むらかみ・じゅん)さん、山崎ハコ(やまざき・はこ)さん、菜葉菜(なはな)さん、江口(えぐち)のりこさんが登場する。

「若松孝二特集-こわくない!!はじめての若松体験」は7月16日14時45分から「腹貸し女」(1968年、69分、白黒)、7月16日16時45分から「性の放浪」(1967年、78分、白黒)、7月20日14時45分からの「聖少女拷問」(1980年、64分)、7月20日16時30分から「血は太陽よりも赤い」(1966年、80分、白黒)、7月24日11時30分から「逆情」(1964年、71分、白黒)、7月24日13時30分から「新宿マリア」(1975年、68分)が上映される。

また、映画監督が選んだ若松孝二作品3作も取り上げられ、瀬々敬久さんが選んだ7月20日18時45分から「性賊/セックスジャック」(1970年、70分、白黒)、阪本順治(さかもと・じゅんじ)さんが選んだ7月23日18時45分から「寝盗られ宗介」(1992年、106分)、石井岳龍(いしい・がくりゅう、旧名=石井聡亙=いしい・そうご)さんが選んだ7月25日17時30分から「胎児が密猟する時」(1966年、72分)を上映する。映画監督が選んだ3作品については当日、若松孝二さんとそれぞれの監督との対談がある。

「ジョン・カサヴェテス特集」は7月21日14時から「アメリカの影」(1959年、82分、白黒)、7月21日16時から「フェイシズ」(1968年、130分、白黒)、7月22日15時30分から「こわれゆく女」(1974年、147分)の3作を上映する。

、「イ・サンウ特集」は7月22日13時30分から「トロピカル・マニラ」(2008年、韓国・フィリピン合作、89分)、7月24日15時15分から「ママは娼婦」(2009年、95分)、7月24日18時から「オール・アバウト・マイ・ファーザー」(2010年、88分)を上映する。7月24日にイ・サンウさんが来場する。

「短編スペシャル」はテーマを決めて3作を上映する。7月22日18時45分から「長編映画監督にとっての短編映画」と題して、「ワンピース」(2010年)、「きみは僕の未来」(2010年、30分)を上映し、監督の浅野晋康(あさの・ゆきやす)さん、矢口史靖(やぐち・しのぶ)さん、鈴木卓爾さんがトークイベントを開催する。

7月25日11時から「短編アニメーションであること-山村浩二(やまむら・こうじ)講座」と題して、「頭山」、「フィッグ(Fig)」、「こどもの形而上学」などを上映し、山村浩二さんが来場する。

7月25日14時15分から「国際映画祭の短編コンペへの道のり-平林勇(ひらばやし・いさむ)講座」と題して、「シカシャ(shikasha)」、「アラマキ(aramaki)」、「バビン(BABIN)」などを上映し、平林勇さんが来場する。

座席数は310席で、料金はPFFアワード(表彰式も含む)が前売り1000円、当日が一般1200円、大高生・シニア1100円、小・中学生800円。

第20回PFFスカラシップ作品「家族X」は前売り1300円、当日が一般1500円、大高生・シニア1400円、小・中学生1100円。

招待作品部門は「日本映画新作プレミア上映」が前売りが1500円から2000円、当日が一般1700円から2200円、大高生・シニア1600円から2200円、小・中学生1100円から1800円。

「若松孝二特集」などほかは前売り1300円、当日が一般1500円、大高生・シニア1400円、小・中学生1100円。(2010-07-17)

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