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スウィングで夫婦の「ウノ」、自作曲インカを演奏

スウィングで夫婦の「ウノ」、自作曲インカを演奏

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【銀座新聞ニュース=2010年3月5日】二條(中央区銀座西2-2、銀座インズ2-2階)が運営する銀座スウィング(中央区銀座西2-2、銀座インズ2-2階、03-3563-3757)で3月13日に「ウノ(uno)」によるライブを開催する。

ギターの大平重成(おおひら・しげなり)さんとピアノとシンセサイザーの大平里美(おおひら・さとみ)さんの夫婦デュオ「ウノ(uno)」(スペイン語で数字の1)とドラムの野呂尚史(のろ・なおぶみ)さん、ベースの古野光昭(ふるの・みつあき)さん、テナーサックスの森口統夫(もりぐち・のりお)さんが出演する。

今回は2009年4月から5月にかけて「ウノ」の2人が「にっぽん丸・南洋と南米の楽園クルーズ」に参加して、タヒチからイースター島、チリ、ペルーと回った船上で演奏し、最後に訪れたインカ帝国(1438年から1533年)の遺跡で、「強烈な印象を」(ウノHP)受けた大平里美さんが作曲した「そしてインカはー」の第1楽章から第5楽章までを中心に演奏する。

第1楽章はテレビ神奈川(TVK)系列で毎週土曜日22時から放送されている「中西哲生(なかにし・てつお)のジャストジャパン(Just Japan)」のテーマソングに採用され、流されている。

HPによると、大平重成さんと大平里美さんはペルーのクスコ(インカ帝国の首都)を訪れ、「ものすごく衝撃的で、遺跡を見る度に涙が止まらず、町並みにいるだけで、悲しくて」(大平里美さん)と衝撃を受けた感想を明らかにしている。

また、「いまだに大地震が起きても崩れない『インカの石組みの芸術性』、『インカ語の素晴らしい響き』など素晴らしい文明の大部分がスペインによって破壊されて、まるで戦争を体験してしまったような、ショックが体に入って」しまったという。

大平里美さんはインカで学んだことを音楽で伝えたいと思い、「そしてインカはー」の作曲に取り組み、「自然にメロディーが湧き出てくるので、何楽章まで続くのかわかりません」と自らも最終楽章を想定していないようだ。

ウイキペディアによると、インカ帝国は南アメリカのペルー、ボリビア(チチカカ湖周辺)、エクアドルを中心にケチュア族が作った国で、前身となるクスコ王国が13世紀に成立し、1438年のパチャクテク(Pachacuti、ケチュア語はPachakutiq、?-1471)の即位によって国家として成立し、1533年にスペイン人のコンキスタドール(探検家、征服者)に滅ぼされるまで続いた。

最盛期には80の民族と1600万人の人口をかかえ、現在のチリ北部から中部、アルゼンチン北西部、コロンビア南部にまで広がっていた。1532年にスペインの征服者たちはフランシスコ・ピサロ(Francisco Pizarro、1471-1541)の兄弟に率いられペルーに入った。

このとき、インカでは皇帝(サパ・インカ)の皇子たちの間で内戦が起こり、中央アメリカから広まった天然痘なども広がり、インカ帝国はかなり弱体化していた。ピサロが率いた兵力はわずか168人の兵士と1基の大砲、27頭の馬にすぎなかったが、インカ軍に比べ、スペインの完全防備の騎兵は、技術的に大きく優越していた。

交戦を経て、ピサロと随行者は皇帝アタワルパとの会見に臨んだが、会話がうまくいかず、スペイン人たちは苛立ち、皇帝の随行者を攻撃、アタワルパを人質として捕らえた。アタワルパはスペイン人たちに、彼が幽閉されていた大部屋1杯分の金と2杯分の銀を与えたが、スペイン人は釈放を拒否し、アタワルパを処刑し、インカ帝国が滅ぼされた。

その後、インカを統治したスペイン人は新皇帝を擁立し、新皇帝は当初、スペイン人に協力していたが、途中から攻撃するようになり、1572年にインカの最後の要塞もスペイン人に征服され、最後の皇帝が捕らえられ、クスコで処刑され、インカ帝国のスペインによる征服への抵抗は完全に終結した。

ただし、インカ帝国が倒れた原因として天然痘の影響が大きいとされている。スペイン人の侵略者たちが最初に帝国に達するより前に、コロンビアから始まった天然痘は急速に広まり、数年間でインカ帝国人口の60%から94%を死に至らしめたとしている。

「ウノ」は2004年に発売したアルバム「スペインにて-トレドの小径」の曲がテレビ神奈川の「ニッポン早わかり」のエンディングテーマに採用され、日本各地のジャズフェスティバルやライブハウスなどでコンサートを行っている。

大平重成さんはビートルズをはじめとするイギリス、アメリカのロックやポップスを基本にし、テレビ、収録、コンサート、ディナーショーなどで活躍し、これまでに和田アキ子(わだ・あきこ)さんらのギター演奏やコーラス、編曲を担当した。現在は伊東(いとう)ゆかりさん、ダカーポなどのギター&コーラスを担当しているほか、テレビのCMソングやBGMなどの音楽制作も行っている。

大平里美さんはクラシックや近代音楽を中心にし、ホテルオークラや帝国ホテルなどのレストランやラウンジなどにレギュラー出演し、「ウノ」のオリジナル曲のほとんどを作曲している。

演奏時間は19時と21時で、音楽チャージは会員が2100円、同伴が2620円、一般が3680円で、当日、ウイスキーのボトルをキープすると会員になれる。また、「ウノ」のホームページ(http://www.hills.gc-broad.net/~uno/page3-1swing.htm)から割引券を印刷すると会員以外は500円引きになる。(2010-03-05)

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