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三越で岩合光昭展、田代島の猫も、猫写真持ち込み可

三越で岩合光昭展、田代島の猫も、猫写真持ち込み可

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【銀座新聞ニュース=2010年3月4日】日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は3月3日から3月15日まで新館7階ギャラリーで岩合光昭さんによる「ねこ展」を開催している。

動物の写真家、岩合光昭(いわごう・みつあき)さんが30年以上に及ぶ写真家生活の中で、日本と海外で撮影してきた猫の写真ばかりを展示している。旅先で出会った猫や、若き日に一緒に暮らした猫「海(かい)ちゃん」、「猫島」として知られる田代島(たしろじま)を撮影し、3月3日に発売された写真集「ハートのしっぽ」(小学館、1470円)のシリーズから選んだ作品約250点を披露している。

ウイキペディアによると、「田代島」は宮城県石巻市に属する島で、NHKの「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされている。古くは養蚕(ようさん)が盛んでカイコの天敵であるネズミを駆除してくれることから猫が飼われてきた。犬がいないことや漁師が猫の動作から天候や漁模様などを予測する風習も生まれ、猫神社もあり、猫が大事にされてきた。

現在、74世帯112人(2005年、平均年齢71歳)が住んでいるが、猫の数の方が上回っている。2004年に東京都生まれと岩手県生まれの夫婦が田代島に移住して民宿を運営し、2006年からブログをはじめた。テレビ朝日系やフジテレビ系で田代島を「猫の多い島」として紹介されると、民宿のブログへのアクセスが増え、「猫の島」として情報発信するようになった。島には学校や食堂がなく、7軒の民宿と簡易郵便局がある。

写真集「ハートのしっぽ」は田代島に住む野良猫の中で、しっぽが巻かれていて、ハート型に見える猫を中心に、田代島で暮らす野良猫の姿を集めた写真集だ。

「海ちゃん」は岩合光昭さんと岩合日出子(いわごう・ひでこ)さんが1975年に結婚した当初から一緒に暮らした猫で、岩合光昭さんの猫写真の最初のモデルもある。その海ちゃんが子猫から母猫に成長する過程をまとめたのが「ママになったネコの海ちゃん」(2003年、ポプラ社、683円)だ。岩合光昭さんの写真と岩合日出子さんの文章で構成され、マンガ家の安野モヨコ(あんの・もよこ)さんが解説している。

岩合光昭さんは1950年東京都生まれ、法政大学経済学部を卒業、1969年に父親で動物写真家の岩合徳光(いわごう・とくみつ、1915-2007)の助手として、ガラパゴス諸島を訪れ、動物写真家を志した。猫から世界各地の野生動物まで取り上げ、1979年に月刊誌「アサヒグラフ」(朝日新聞社)に連載された「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛(きむら・いへえ)写真賞を受賞、1982年から1984年までアフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在した写真集「おきて」が世界中で注目された。アメリカの地理の月刊誌「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度飾っている。

3月4日から3月7日、3月13日、3月14日の13時と16時から岩合光昭さんによるギャラリートークとサイン会を開く。来場者はトークには無料で参加できるが、サイン会は会場で写真集などを購入した人先着100人に限られている。

開場時間は10時から19時(最終日は17時30分)。入場料は一般・大学生800円、高・中生600円、小学生以下無料。岩合光昭さんのHPで会員登録(無料)すると、招待券がもらえる。また、愛猫の写真を持参すると会場に飾ることができ、入場料も1枚につき200円割り引く。(2010-03-04)

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