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タイムドームで金井三男が様々な星座史を語る

タイムドームで金井三男が様々な星座史を語る

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【銀座新聞ニュース=2010年3月8日】タイムドーム明石(中央区明石町12-1、03-3546-5537)は3月14日13時から金井三男さんによる「特別天文講座」を開催する。

東急コミュニティー(世田谷区用賀4-10-1、世田谷ビジネススクエアタワー、03-5717-1001)のスーパーバイザーで、プラネタリウム解説員の金井三男(かない・みつお)さんが「日本・西洋そして世界各地に星座を探す」と題して、各民族によって異なる星座の主要な歴史を解説し、自分の星座つくりを勧める予定だ。

ウイキペディアによると「星座」は古来さまざまな地域や文化、時代に応じていろいろなグループ化の方法や星座名が用いられてきた。現在、一般的に使われている星座名は1928年に「国際天文学連合(IAU)」が定めた88星座の分類によるものだ。

これは西暦100年頃にアレキサンドリア(エジプト)の天文学者クラウディオス・プトレマイオス(Claudius Ptolemaeus、83頃-168頃)がオリオン座、ふたご座など古代ギリシアに由来する星座をまとめた「トレミーの48星座」(トレミーはプトレマイオスの英語読み)を基本に、ヨーロッパ諸国の大航海時代に南天に与えられた比較的新しい星座(ほうおう座、はちぶんぎ座など)を付け加えることにより成立した。

国際天文学連合の星座分類は、名称を定義しただけではなく、各星座の範囲を厳密に決めたことも特徴で、すべての星座は赤経、赤緯の線に沿った境界線で区切られている。

このため、あらゆる太陽系外部の天体は必ずどれかひとつの星座に属することになる。各恒星は、星座内での光度の順番などにより、ギリシャ語のアルファベットと星座名をあわせて、「こと座アルファ星」などと呼ばれる。

星座の歴史を見ると、古代エジプトの遺跡を見ると、すでに星の並びを人などに見立てた図が発見されているが、現在の88星座に直接結びつくものはない。星同士を結んで星座を作る風習が、メソポタミア文明に伝わり、ここで現在の星座の原型ができたと考えられている。

最初に決められた星座は、黄道12星座で、メソポタミア文明以前から住み着いていた羊飼いによって設定され、羊、ヤギ、牛といった家畜がすべてこの黄道12星座に含まれているのが間接的な証拠とされている。

これらの黄道の星座はメソポタミア文明に取り入れられ、古代エジプトを通じて古代ギリシアに伝わり、ギリシア人たちは自分たちの神話体系にこれを取り入れ、自分たちでも新しい星座を追加した。

古代ギリシアでは紀元前9世紀のホメロス(Homeros、生没年不詳)の2大叙事詩「イリアス」と「オデュッセイア」の中におおぐま座、オリオン座、うしかい座が登場している。紀元前4世紀の天文学者エウドクソス(Eudoxos、生没年不詳)は、現代へつながる44星座を決定したとされる。

現代につながる49星座の設定者は紀元前2世紀の天文学者ヒッパルコス((Hipparchus、紀元前190年頃-紀元前120年頃)で、現在にすべてつながる46星座を決定した。これは長く標準となり、16世紀までは付け加えられることも、減らされることもなかった。

16世紀の大航海時代を迎えると、プトレマイオスが観測できなかった南天にも星が続々と見つかり、プトレマイオスの絶対的な権威が薄らいだ。その後、さまざまな天文学者が続々と新しい星座を設定したが、そのほとんどが生き残れなかった。

こうした星座の乱立によって、基準がとれなくなり、1928年の国際天文学連合(IAU)第3回総会で現在の88星座が決められた。しかし、日本語での翻訳は特に決定的なものがなく、各天文団体ごとに異なる訳名が使われたが、1944年に学術研究会議(現日本学術会議)が訳名を決定すると、これが全国的に使われ、その後、数度改定され、現在に至っている。

一方、古代中国では星同士を結んだ形を星官と呼び、主要な星官にもとづいて分けられた星空の区画を星宿と呼んでいる。

金井三男さんは1946年東京都生まれ、1969年に東京学芸大学教育学部B類理科地学専攻天文学専修を卒業、在学時に「変光星研究会」に所属し、「食変光星アルゴル」を観測しており、卒業後、目黒星美学園中学・高校に理数科教諭として就職した。1974年に財団法人「天文博物館五島プラネタリウム」に就職、学芸課解説係に就任、1989年に五島プラネタリウムを退職するまで解説を担当した。

1989年4月に東急コミュニティーに入社、八王子市こども科学館を担当、1992年に湘南台文化センターに異動、1993年に開発営業部に異動し、6プラネタリウム施設の業務を受託、2007年に東急コミュニティーを定年退職し、スーパーバイザーとして活動している。2008年に「食変光星アルゴル」について350回目の極小観測を行っており、2024年までに500回達成をめざしている。

定員は86人で、料金は無料。当日、12時から受付で整理券(1人1枚)を配布する。(2010-03-08)

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