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松屋で能島和明が日展文科大臣賞受賞記念展
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【銀座新聞ニュース=2010年2月9日】松屋銀座本店(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)は2月10日から2月16日まで7階画廊で能島和明さんによる「素描展」を開催する。
日本画家の能島和明(のうじま・かずあき)さんが2009年の「第41回日本美術展覧会(日展)」で文部科学大臣賞(日本画部門)を受賞したのを記念して、受賞作の「敦盛(あつもり、黒川能)」などの素描(そびょう)をはじめ、若い時代から現在までのスケッチ、デッサンなど約40点を展示する。
社団法人「日本美術展覧会」(台東区上野桜木2-4-1、03-3821-0453)は1908(明治40)年に開かれた「第1回文部省美術展覧会(文展)」として開催され、1919(大正8)年に「帝国美術院展覧会」(帝展)」に改称され、1935年に「文部省展覧会(新文展)」、戦後の1946年から現行の「日本美術展覧会」の名称になり、1958年から民間団体「社団法人日展」を設立して「第1回日本美術展覧会」を開催し、1969年に再び改組されて、現在の名称になっている。
また、会場も従来は東京・上野の東京都美術館で開催してきたが、日展(文展)100年目を迎えた2007年から東京・六本木の「国立新美術館」で開いている。「日本美術展覧会」は当初は日本画と西洋画、彫刻の3部制で始まり、その後、美術工芸分野、書が加わり、現在では総合美術展になっている。
能島和明さんが受賞した「敦盛」は「黒川能」を題材にした作品で、日展審査員は「400年以上続く黒川能の舞をテーマとし、味わいのある素朴な色感で見事に描いて成功した。敦盛の無念さを感じさせる深い情念のような不思議な空気を表現した力作」と評している。
ウイキペディアによると、「黒川能(くろかわのう)」とは、山形県の鶴岡地方に伝わる伝統芸能で、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。玄人(くろうと)の能楽師ではないし、どの能楽流派にも属さず、約450年以上前から受け継がれて来た地方独自の郷土芸能である。
一般に黒川能は、山形県櫛引町(くしびきまち)大字黒川の春日神社の祭で演じられる能のことを指す。山形県有形文化財に指定されている光狩衣(ひかりかりぎぬ、公家の段着のこと)、蜀紅(しょっこう)の錦(幾何学文様の織物)といった能衣装は清和天皇(せいわてんのう、850-881)の御衣とされている。
能島和明さんは1944年宮城県生まれ、多摩美術大学を卒業、在学中の1963年に日展に入選、1972年、1975年に日展で特選となり、1980年から日展審査員を務め、現在、日展評委員、武蔵野美術大学講師も務めている。
開場時間は10時から20時(最終日は16時)まで。入場は無料。
(2010-02-09)
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