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丸善丸の内で渡辺禎雄型染版画展
(写真をクリックすると、説明文が出てきます)
【銀座新聞ニュース=2010年2月3日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は2月2日から2月11日まで4階ギャラリーで「渡辺禎雄 型染版画展-世界に誇る日本の美と聖書の心の結実」を開催している。
日本の伝統的な技法、型染め版画でキリスト教の精神を描いた渡辺禎雄(わたなべ・さだお、1913-1996)の作品展で、2005年から毎年丸善・丸の内本店で個展を開いており、今回で6回目となる。また、渡辺禎雄の作品はバチカンのシスティーナ礼拝堂に10点も飾られていることでも知られている。
「フィリア美術館」(山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3476-76)のHPによると、渡辺禎雄は10代半ばから働き、職業を転々としたが、24歳の時に染物屋での紋様の下絵を描く仕事に就き、創作版画としての「型染版画」と出会い、柳宗悦(やなぎ・そうえつ、1889-1961)の「民芸運動」の影響を受けながら、「聖書」の世界を描いた。
しかも、聖書を題材としながらも菊や朝顔など日本の草花を登場させたり、食卓に寿司やタイの尾頭付きを並べたり、うちわを手にした人を描いたりと、日本の文化を組み合わせ、独自の世界を表現した。
「型染め版画」とは伝統的な染色の技法を使った版画で、着物などを染める際に型紙を使って布の上に防染糊を置き、染色するが、その技法を版画に応用したのが型染め版画だ。布の代わりに和紙(または合成紙)に染色していくが、その際に、最初に染めない部分に糊を置くという方法を用いる。
ウイキペディアによると、「システィーナ礼拝堂」はサン・ピエトロ大聖堂に隣接し、バチカン宮殿内に建てられた礼拝堂で、ミケランジェロ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni、1475-1564)が描いた「創世記」(1512年)などの大天井画、「最後の審判」(1541年)の壁画で知られる。教皇を選出するコンクラーヴェの会場ともなる。1475年に着工され、1481年に完成された。
渡辺禎雄は1913年東京都生まれ、1947年に第1回日本民芸館賞を受賞、ニューヨーク聖ジェームズ教会主催の「現代日本画展」にて1等賞を受賞、1970年代以降にアメリカ、ヨーロッパ各地で作品展を開き、 1993年に日本キリスト教文化協会より文化功労賞を受賞、1996年に死去した。
開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで、入場は無料。(2010-02-03)
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