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桃川鶴女と歩く亀戸七福神めぐり
永谷商事(武蔵野市吉祥寺本町1-20-1、0422-22-1796)が運営する「お江戸日本橋亭」(中央区日本橋本町3-1-6、日本橋永谷ビル1階、03-3245-1278)で2009年1月6日に桃川鶴女さんと歩く「講談師と一緒に歩く 歴史と文化の散歩ラリー」を開催する。
この日は講談師の桃川鶴女(ももかわ・つるじょ)さんが案内する「亀戸七福神めぐり」で、東武鉄道亀戸線の「亀戸水神駅」から「寿老人(延命長寿)」の「常光寺(じょうこうじ)」(江東区亀戸4-48-3、03-3681-7023)をはじめに、「弁財天(芸道富有)」の「東覚寺(とうかくじ)」(江東区亀戸4-24-1、03-3681-8213)、「恵比寿神(愛敬富財)と大黒神(有富蓄財)」の「香取神社(かとりじんじゃ)」(江東区亀戸3-57-22、03-3684-2813)と回る。
ここから「福禄寿(人望福徳)」の「天祖神社(てんそじんじゃ)」(江東区亀戸3-38-35、03-3681-3042)、「布袋尊(清簾度量)」の「龍眼寺(りゅうげんじ)」から「毘沙門天(勇気授福)」の「普門院(ふもんいん)」(江東区亀戸3-43-3、03-3681-8304)へとたどり、最後に「弁財天(芸道富有)」の「亀戸天神(かめいどてんじん)」(江東区亀戸3-6-1、03-3681-0010)を回る。その後、「お江戸日本橋亭」に移って、桃川鶴女さんが講談を披露する。
「常光寺」は曹洞宗で、本尊は阿弥陀如来、行基(ぎょうき、668-749)の作と伝えられている。「東覚寺」は真言宗で、1531年に建立され、玄覚法印の創建とされている。本尊は大日如来と阿弥陀如来で、1910年に深川本村町(現猿江2丁目)の覚王寺を合併した。
「香取神社」は665年に鎮祭された江東区ではもっとも古い神社で、939年の「平将門の乱」のとき、追討使(ついとうし)の俵藤太秀郷(たわらのとうた・ひでさと、藤原秀郷=ふじわらのひでさと=、生没年不詳)が戦勝を祈り、祈願成就の後、弓矢を奉納し、以後、武運長久を祈ることが多くなったといわれている。
「天祖神社」は推古天皇(すいこてんのう、554-628)の時代に建てられ、聖徳太子(しょうとくたいし、574-622)の神体がまつられていたといわれている。天正年間(1573年から1592年)に悪病が大流行したとき、織田信長(おだ・のぶなが、1534-1582)が神社で流鏑馬(やぶさめ)の行事を行わせたところ、悪病が収まったので、以来、病気を治す神社として知られる。
「龍眼寺」は天台宗で、1395年に創立され、開山は良博(りょうはく、?-1408)で、1693年以降、境内に萩が多く植えられ、「萩寺」と呼ばれた。
「普門院」は真言宗で、1616年に豊島郡(現在の荒川区)から移転してきたと伝えられている。移転の際に、梵鐘を隅田川に落としてしまい、そこが鐘ヶ淵(墨田区)の地名の由来となった言われている。墓地には、歌人の「伊藤左千夫」や幕末の名横綱「秀ノ山雷五郎」の墓などがある。毘沙門天(勇気授福)。
「亀戸天神」は学問の神様とされる菅原道真(すがわら・みちざね、845-903)をまつっている。1644年から1647年の正保年間に菅原道真の末裔で、九州の太宰府天満宮の神官、菅原大鳥居信祐(すがわらのおおとりいのぶすけ)が天神信仰を広めるため諸国を巡り、1661年に江戸の本所亀戸村にたどり着き、道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉ったのがが始まりとされている。
江戸幕府は明暦の大火(1657年)の復興開発事業の地として本所の町をさだめ、4代将軍徳川家綱(とくがわ・いえつな、1641-1680)がその鎮守神としてまつるよう現在の社地を寄進し、1662年に社殿や楼門、回廊、心字池、太鼓橋などが太宰天満宮にならい造営された。
古くは総本社にあたる太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」とか「亀戸宰府天満宮」や「本所宰府天満宮」と称されたが、1873年に府社となり「亀戸神社」に名称を変え、1936年に現在の亀戸天神社とされた。
桃川鶴女さんは大阪府池田市生まれ、舟木一夫(ふなき・かずお)さんの育ての親とされる「第一共永」社長の自宅に歌手修業を兼ねて住み込み、スクールメイツ養成所東京音楽学院で学び、1973年に田辺一鶴(たなべ・いっかく)さんに入門、カバン持ちを経て、1974年に本牧亭で「田辺益子美」名で初高座、1976年に「二ツ目」、1978年に講談バスで都内歴史案内を受け持ち、1985年に「真打」に昇進し、「田辺鶴女」を襲名、2004年に「桃川鶴女」に改名、田辺一門より独立した。
時間は10時から16時まで。昼までに「亀戸七福神めぐり」を終え、お江戸日本橋亭に移り、桃川鶴女さんの寄席を楽しむ。料金は弁当、飲み物、寄席代を含めて3000円で、交通費などがかかる場合は自己負担となる。申し込みは永谷商事まで。
(2008-12-25)
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