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晴海で古典四重奏団がベートベン弦楽四重奏

晴海で古典四重奏団がベートベン弦楽四重奏

晴海トリトン(中央区晴海1-8-9)の第一生命ホール(中央区晴海1-8-10、03-3532-3535)で2008年10月19日15時から古典四重奏団による「第2回ベートベン・ツィクルス2」を開催する。

古典四重奏団が2002年にルートヴィヒ・V・ベートーヴェン(Ludwig V Beethoven、1770-1827)の弦楽四重奏曲全16曲を6回に分けて公演して以来、6年ぶりにベートーベンの弦楽四重奏曲の第1番から第9番までを10月3日、10月19日、11月3日の3回に分けて第一生命ホールで演奏している。

すでに、終了した第1回目が「第2番ト長調 作品番号(op.)18-2」と「第1番ヘ長調op.18-1」、「第3番ニ長調op.18-3」を演奏した。第2回目の今回は「第6番変ロ長調op.18-6」と「第5番イ長調op.18-5」、「第4番ハ短調op.18-4」を演奏する。3回目の11月3日15時から「第7番ヘ長調op.59-1『ラズモフスキー第1番』」、「第8番ホ短調op.59-2『ラズモフスキー第2番』」、「第9番ハ長調op.59-3『ラズモフスキー第3番』」を取り上げる予定だ。

ベートーベンの弦楽四重奏曲は第1番(作品番号18-1番)から第6番(18-6番)まで1800年に作曲され、第7番(59-1番)から第9番(59-3番)が1806年、第10番(74番)が1809年、第11番(95番)が1810年、第12番(127番)から第16番(135番)が1825年から1826年にかけて作曲されている。

このため、初期、中期、後期に集中されて作曲されていることになり、ウイキペディアによると、ベートーベンは演奏会で大勢の聴衆を前に自己の芸術を披露することのできる「交響曲」、人間関係など人生の微妙な問題を語るには「弦楽四重奏曲」、自己の内心の心情を吐露するにはもっとも身近な楽器である「ピアノソナタ」と、それぞれの性格を活かして作曲したといわれている。

弦楽四重奏はオーストリアの作曲家、ハイドン(Franz J Haydn、1732-1809)が切り開いたジャンルで、ベートーベンがプロの演奏家が演奏会のために演奏する曲として確立し、晩年にはプロの演奏家が何年もかけて研さんするべき作品を残したこともあって、交響曲やピアノソナタと同じく重要なジャンルとみなされた。

しかし、ベートーベン以降、ベートーベンの後継者と評されるドイツの作曲家、ブラームス(Johannes Brahms、1833-1897)が3曲作曲しただけにとどまり、「古典的なジャンル」とみなされるようになり、近代では弦楽四重奏曲で2人目の巨匠と言われる作曲家バルトーク(Bartok Bela Viktor Janos、1881-1945)が6曲を作曲し、これらの作品が現代音楽の古典ともいわれている。

古典四重奏団はバイオリンの川原千真(かわはら・ちま)さん、花崎淳生(はなざき・あつみ)さん、ビオラの三輪真樹(みわ・まき)さん、チェロの田崎瑞博(たさき・みずひろ)さんの東京芸術大学卒業の4人で構成され、1986年から活動しており、すべての曲を暗譜で演奏している。

1997年からはベートベン、モーツァルト、バルトーク、ショスタコーヴィチ、シューベルト、ドヴォルザーク、ハイドンなど毎年、1作曲家を取り上げて演奏している。現在、松明堂音楽ホールで「ハイドンの部屋」と題してハイドン全曲演奏会シリーズを継続している。

料金は単独で一般が3500円、シニアが2500円、ヤングが1500円。(2008-10-06)

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