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教文館で「のら書店」25年展、中川李枝子のトークも

教文館で「のら書店」25年展、中川李枝子のトークも

本の教文館(中央区銀座4-5-1、03-3561-8446)は2008年9月30日から10月28日まで6階の「ナルニア国」(03-3563-0730)で「おめでとう!のら書店25周年」を開催している。

教文館では、言葉遊びや詩、幼年童話、絵本などを出版している1983年創業の「のら書店」(千代田区富士見2-3-27、ハーモニ別館102、03-3261-2604)が、2008年に25周年を迎えたのを記念して、のら書店フェアや展示を行っている。

1階入り口では、のら書店から出版された書籍全点フェアが行われ、初めて出版した「クシュラの奇跡」から9月末に発売した新刊「ふたごのベルとバル」までの約70点の書籍を販売している。

また、「ナルニア国」内にある「ナルニアホール」では、「ぐりとぐら」シリーズなどを描いている児童文学作家の中川李枝子(なかがわ・りえこ)さんとさし絵画家の山脇百合子(やまわき・ゆりこ)さんの原画展「幼年童話の魅力」を開催している。

「ナルニアホール」の会場では、こぶたの兄弟を描いた「三つ子のこぶた」、うさぎの子どもの生活を描いた「けんた・うさぎ」、子ぎつねのコンチと母親の生活を描いた「こぎつねコンチ」、日本の昔話を描いた「ねこのおんがえし」、「いたずらぎつね」の原画とともに、「のら書店25周年の歩み」と題したパネルを展示している。

中川李枝子さんと山脇百合子さんは姉妹で絵本を描き、姉の中川李枝子さんが執筆、妹の山脇百合子さんが絵を担当している。主な作品に「ぐりとぐら」シリーズ、「そらいろのたね」、「ももいろのきりん」、「かえるのエルタ」、「おひさまはらっぱ」などがある。

中川李枝子さんは1935年北海道生まれ、東京都立高等保母学院(現都立高等保育学院)を卒業後、保母として働きながら執筆活動を行い、1962年「いやいやえん」で厚生大臣賞、サンケイ児童出版文化賞、NHK児童文学奨励賞、野間児童文芸推奨作品賞を受賞した。エッセイ集に「本・子ども・絵本」がある。また、 映画「となりのトトロ」オープニングテーマ「さんぽ」の作詞も手掛けている。

山脇百合子さんは1941年東京都生まれ、高校3年の時より童話のさし絵や絵本の仕事を数多く手掛け、上智大学フランス語科在学中から「いやいやえん」のさし絵を描いていた。1967年に「ぐりとぐらのおきゃくさま」で厚生大臣賞を受賞している。

10月19日14時から中川李枝子さんが「幼い子のおはなし」と題して、作品についてを語るギャラリートークを行う。終了後にナルニア国内で本を買うとサイン会に参加できる。

10月15日の14時から「大人のためのミニおはなし会」があり、「おはなしアンサンブル」が「のら書店」の本について語る。

ギャラリートークとミニお話会は、いずれもナルニアホールで行われ、各日定員が40人、料金は1000円で子供は不可。事前予約制だが、すでに定員に達しているため、締め切っている。問い合わせは本の教文館(03-3563-0730)まで。

開場時間は10時から20時で、入場は無料。
(2008-10-03)

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