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ジーキューブが開業、H&M、柿安、鎌倉山などが出店

ジーキューブが開業、H&M、柿安、鎌倉山などが出店

東京ガスの全額出資の子会社、東京ガス都市開発(新宿区西新宿3-7-1、新宿パークタワー20階、03-5322-7110) は2008年9月13日、銀座7丁目に「ギンザ ジーキューブ(GINZA gCUBE)」(中央区銀座7-9-15)を開業する。

「ギンザ ジーキューブ」は1957年から「東京ガスホールビル」として運営され、2007年6月から再開発に着手、跡地に建てられた商業施設で、敷地が4万7943平米、地上12階、地下2階、延べ床面積が53万3346平米、高さが56m(屋上の塔を含めると66m)で、設備投資が25億円としている。

「ジーキューブ」というビル名は1月から東京ガスグループ社員3万人を対象に公募した中から決めたもので、「g」の3乗を意味し、「グッドフーズ」、「グッドファッション」、「グッドライフ」を表している。また、受託した三井不動産は「物販、飲食、サービスの三位一体(さんみいったい)による快適な時間消費をこの場所から」という考えから「文化の交差点」を基本にして再開発に取り組んだ。

ビルの構成は地下1階から地上4階がスウェーデンのアパレルメーカー、へネス・アンド・マウリッツ・ジャパンZ(H&M)が日本に初出店となる店舗を運営する。H&Mはスウェーデンで1947年に設立されたアパレルと化粧品のメーカーで、世界29カ国で1500店以上を展開している。銀座店の売り場面積は1406平米(426坪)で、地下1階から地上3階が店舗で、地下が男性向け、1階から3階が女性向けで、4階に在庫などの管理部門を置く。

5階と6階は東京ガスが料理セミナーなどを行える「スタジオプラスジーギンザ」を開設する。5階が料理セミナー、会議などを行えるスペースで、6階が料理を試作できるスペースもある。東京ガスの「食」情報センターが運営する。

7階から12階が飲食で、7階が柿安本店(東京本部=品川区西五反田2-29-5、日幸五反田ビル7階、03-5759-0760)が松阪牛と黒毛和牛料理を中心とした「柿安銀座」を出店する。柿安本店が銀座に出店するのは今回が初めてで、店長の柏木容子(かしわぎ・ようこ)さんは「三重の本店まで行って、すき焼きとかステーキの技を学んできたので、柿安らしいすき焼きやステーキを提供したいし、ハシで切れる柔らかい和牛をぜひとも味わってほしい」と語る。

8階は大庄(品川区南大井6-28-12、03-3763-2181)が和食店「ととや市場 結 銀座店」を出店する。低価格の居酒屋チェーンを運営する大庄としては「やや高級な業態」(銀座店)で大崎、恵比寿に続く3店舗目の出店となる。このため、店内も個室が多く、商談向きの店になっている。

9階は「ナチュラルフード」が台湾の薬膳火鍋を主力とする「天香回味(テンシャンフェイウェイ)銀座中央通り店」を出店する。銀座では「銀座ベルビア館」7階にある「銀座店」に次いで2店舗目となる。火鍋の材料となる野菜は日本で仕入れており、独特の薬膳スープで味わうのが特徴だ。

10階は「皆美(みなみ)」(島根県松江市玉湯町玉造温泉、0852-62-0331)が「郷土・松江の味 銀座皆美」を出店する。これまで銀座5丁目に店舗があったが、移転する。島根県の郷土の材料を中心に使っているのが特徴で、ウナギまで島根県産を取り寄せている。

11階が「ソイエスコーポレーション」(中央区日本橋茅場町2-14-1、第1井上ビル)が銀座に初めて出店する和食ダイニング「隠(おん)」で、有機野菜などの材料だけでなく、美濃焼の土器など器にも凝っている。

12階はレストラン鎌倉山(鎌倉市鎌倉山3-11-1、0467-31-5454)がローストビーフを中心とした店「ローストビーフの店 鎌倉山銀座店」を出店する。ゆったりとした4人がけの大きなテーブルに、シェフがローストビーフや生の魚、デザートを乗せた台車を運んできて、「目の前でお客の好みを聞きながら、切ったり、盛ったりできる」(店長の宮沢雅彦=みやざわ・まさひこ=さん)のが特徴だ。

仕込みが終了すると、「厨房には火を管理するシェフが1人いるだけで、そのほかのシェフは客席でお酒の選択などをすべて聞きます」という方針で、ホールスタッフはわずかしかいない。お客と対話しながら「お客様の要望を聞いて刺身の種類を選んだり、盛り付けも1.5人前などといった注文もできるし、ローストビーフもそのときの体調に応じて、部位、量を選べます」とお客本位の方式を採用している。

営業時間は東京ガスのスタジオが9時から17時、H&Mが11時から21時、飲食は11時から最大で24時。(2008-09-11)

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