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ヴァニラでエロス展、横尾忠則、小妻要子、金子国義ら
ヴァニラ画廊(中央区銀座6-10-10、第2蒲田ビル4階、03-5568-1233)で2008年7月7日から7月12日まで「エロスのしずく展」を開催する。
今回は「エロス」をテーマに、国内外の作家の作品を展示する。出展作家は横尾忠則(よこお・ただのり)さん、ハンス・ベルメール(Hans Bellmer、1902-1975)、金子国義(かねこ・くによし)さん、中村宏(なかむら・ひろし)さん、レオノール・フィニ(Leonor Fini、1907-1996)。
山下清澄(やました・ますみ)さん、山本六三(やまもと・むつみ、1942-2001)、ルイ・イカール(Louis Icart)さん、古沢岩美(ふるさわ・いわみ、1912-2000)、城景都(じょう・けいと)さん、ポール・ヴンダ?リッヒさん、アルフォンス井上(いのうえ)さん、アンドレ・マッソン(Andre Masson、1896-1987)、小妻要子(おづま・ようこ)さんら。
横尾忠則さんは1936年兵庫県生まれ、叔父の横尾家に養子に入り、1952年に兵庫県立西脇高校に入学、通信教育でさし絵を学び、油絵やポスター制作を開始した。1956年に神戸新聞社に入社、1957年に結婚し、1960年に上京、1967年に演劇実験室「天井桟敷」に参加し、ニューヨーク近代美術館に作品が所蔵された。
1969年に監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さんの映画「新宿泥棒日記」に出演し、1981年に渋谷西武で個展を開き、デザイナーから画家に転向した。主な受賞として1969年のパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞、1973年の東京ADC最高賞、1978年の講談社出版文化賞装丁部門賞、1995年の毎日芸術賞、ニューヨークLMPブックデザイン部門賞などがある。
ハンス・ベルメールはポーランドのシレジア地方、カトヴィツェ生まれ、1923年にベルリン工科大学に入学、1924年にダダイストと交遊し、大学を中退、植字工見習いとして働き、小説の表紙やさし絵を手がけた。
1926年にベルリン郊外のカールスホルストに印刷やデザインを請け負う事務所を開いたが、1933年にナチスによる政権掌握の抗議のため職業を放棄し、フリーの作家となり、人形制作に着手し、1934年に写真集「人形」を自費出版、パリのシュルレアリストの賞賛を受け、シュルレアリスム機関誌「ミノトール」の表紙を飾った。
1935年にパリに滞在し、シュルレアリスム・グループ展へデッサンを出品、3月にドイツに帰国、球体関節人形を制作しはじめた。1937年に東京のシュルレアリスム国際展にも出品、雑誌に写真作品が掲載された。
1938年にナチスから逃れてパリへ移住、1939年に第2次世界大戦勃発時に南フランスのミユ収容所に抑留されるが、1940年に解放され、南フランス・カストルにとどまった。 1947年にパリに初めての個展を開催し、1958年に緊縛写真を撮影し、その中の1点が「シュルレアリスム・メーム」誌の表紙を飾り、1971年にパリの国立現代美術センターで回顧展を開き、1975年2月にがんで死去した。
開場時間は12時から19時(土曜日・祝日は12時から17時)まで、日曜日は休館、入場は無料。(2008-07-05)
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