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ふそうで岩波唯心の書画展

ふそうで岩波唯心の書画展

銀座ふそうギャラリー(中央区銀座1-7-16、03-3561-7908)は2008年5月19日から5月25日まで「岩波唯心 書画展」を開催する。

若い時から「網膜色素変性症」や32歳で脳出血に襲われるなど、大病を見舞われてきた墨絵画家で書家の岩波唯心(いわなみ・ゆいしん)さんの書画展で、肉筆の書画約10点を展示する。

岩波唯心さんはアジアの古典思想と自然に生きるものの姿を素地に「人のこころと命」をテーマにして墨絵と書の古典技法を追求しており、「自己の内界を見つめ続けながら外界との調和を模索し、実践をしていく途中での完成のないものたち」を描き続けている。

岩波唯心さんは1969年東京都生まれ、1985年に文化学院高等課程美術科に入学するも2カ月で中退、1986年に仏画師の下で修業し、22歳まで仏画師として活動、18歳で「密教図像学会会員」になり、仏教美術の研究者となる。1991年に難病の「網膜色素変性症」にかかり、仏画師を断念、「密教図像学会」も退会、墨絵と書の活動をはじめた。

1994年に個展を開き、1995年に公募展で数回入賞、2000年にオランダのドキュメンタリー映画「日本の激流の中で」に出演、同年、インドのジャイナ教テーラーパンタ派の研修所に行き、書2点が研修所の敷地内にあるトゥルシー・デールガーアートギャラリーに収蔵される。2001年に脳出血で倒れ、右半身不随となり、2003年より個展を再開している。

開場時間は11時30分(初日は13時)から19時30分(最終日は18時)で、入場は無料。

注:「網膜色素変性症」は初期の段階では暗いところで物が見えにくくなったり、視野が狭くなったりするが、病気が進行すると、視力が低下してくる。現在のところ根本的な治療法がなく、対症的な方法として、遮光眼鏡を使ったり、ビタミンBなどによる治療が試みられている。(2008-05-19)

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