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ていぱーくで環境マンガ展、矢野功らが会場で似顔絵

ていぱーくで環境マンガ展、矢野功らが会場で似顔絵

逓信総合博物館(ていぱーく、千代田区大手町2-3-1、03-3244-6811)は2008年5月13日から5月25日まで1階特別展示場で「環境マンガ展 パート20」を開催している。

「環境マンガ展」は「地球環境を守る漫画家の会」が、深刻なものとなっている温暖化、ごみ処理問題、海洋汚染、生態系破壊などの「地球の環境破壊」をテーマにして描いたマンガ作品を発表する展示会で、20回目を迎える今回は、22人のマンガ家が53枚の新作を展示する。

出品者は「地球環境を守る漫画家の会」の代表を務める関根義人(せきね・ぎじん)さんをはじめ、やなせたかしさん、ちばてつやさん、鮎沢(あゆさわ)まことさん、大石容子(おおいし・ようこ)さん、カサマツヒロシさん、一峰大二(かずみね・だいじ)さん、香取正樹(かとり・まさき)さん、小島功(こじま・こう)さん、佐川美代太郎(さがわ・みねたろう)さん。

里中満智子(さとなか・まちこ)さん、高月(たかつき)ひろしさん、多田(ただ)ヒロシさん、所(ところ)ゆきよしさん、西田淑子(にしだ・としこ)さん、花村えい子(はなむら・えいこ)さん、原田(はらだ)こういちさん、牧野圭一(まきの・けいいち)さん、モロズミ勝(まさる)さん、矢野功(やの・こう)さん、矢野徳(やの・とく)さん。

また、2001年に死去したマンガ家で絵本作家の馬場(ばば)のぼる(1927-2001)の遺作も展示する。

さらに、日本郵趣協会の登坂宏(のぼりざか・ひろし)さんが所蔵する収集品から「地球-水と風の猛威」と題して、水と風をテーマに自然災害をエンタイヤ(使い済みの切手)、切手、新聞の展示を通して解説する。

関根義人さんは1928年生まれ、少年ジャンプに「プロ野球スターバラエティ」を、報知新聞に「ドッキリ交遊録」、朝日小学生新聞に「ハラ原ジャイアンツ」などを連載し、「第16回日本漫画家協会漫画賞優秀賞」を受賞した。社団法人「日本漫画家協会」理事で広報部長。1992年頃に地球環境保全を目的とする「地球環境を守る漫画家の会」を結成して代表になった。

やなせたかしさんは1919年高知県生まれ、東京高等工芸学校図案科(現千葉大学工学部)を卒業後、1941年に徴兵され、高等司令部において中国人向けの宣伝ビラの制作を担当した。戦後、帰国し、高知新聞記者、三越宣伝部のグラフィックデザイナーを経て1953年に退社してマンガ家として活動をはじめ、「アンパンマン」や、中村屋などのキャラクターデザインを手掛けている。「手のひらを太陽に」の作詞者でもある。

ちばてつやさんは1939年東京都生まれ、1950年にマンガ同人誌「漫画クラブ」に参加、1956年に貸本「復讐のせむし男」でデビューした。その後、スポーツをテーマにしたマンガを得意とし、1958年に「ママのバイオリン」で雑誌連載をはじめ、1961年に「ちかいの魔球」で週刊少年誌にデビュー、2001年に文部科学大臣賞を受賞し、「第5回アジアマンガAサミット」実行委員長に就任した。現在、社団法人「日本漫画家協会」常務理事、文星芸術大学でマンガ専攻の講師を務める。

馬場のぼるは1927年青森県生まれ、1949年に上京し、1950年に「ポストくん」でマンガ家デビューした。1955年に「ブウタン」で第1回小学館漫画賞受賞、1970年から「日本経済新聞」に「バクさん」を14年間連載し、1985年には「11ぴきのねこマラソン大会」でボローニャ国際児童図書展エルバ大賞、1993年に第22回日本漫画家協会賞文部大臣賞、1995年に紫綬褒章を受章し、2001年4月7日に死去した。

5月17日、5月18日、5月24日、5月25日に「チャリティー似顔絵コーナー」を開催する。作品を出品しているマンガ家が会場で来客者の似顔絵を描く。時間はいずれも12時から15時30分まで、料金は色紙代を含めて1000円。そのうち10%が社団法人緑化推進機構「緑の募金」に寄付される。

「チャリティー似顔絵コーナー」に参加するマンガ家は5月17日と5月18日が鮎沢まことさんとモロズミ勝さん、5月24日が西田淑子さんと矢野功さん、5月25日が所ゆきよしさんと矢野功さん。

開館時間は9時から16時30分で、料金は大人が110円、小・中・高校生は50円(祝日は無料)、5月13日から5月18日までは国際博物館の日のため入館無料。5月19日は休館。
(2008-05-16)

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