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シネスイッチ「ふみ子」で中村敦夫、鈴木理子が挨拶

シネスイッチ銀座(中央区銀座4-4-5、03-3561-0707)で10月13日から一般公開する「ふみ子の海」の初日に監督の近藤明男さんや鈴木理子さんらが舞台あいさつする。

10月13日の10時の回上映終了後と12時40分からの回の上映前に、監督の近藤明男(こんどう・あきお)さん、出演者の鈴木理子(すずき・りこ)さん、中村敦夫(なかむら・あつお)さん、尾崎千瑛(おざき・ちあき)さんが舞台に登場してあいさつする。

この映画は、幼くして視力を失いながらも困難を乗り越え、高田盲学校で教鞭をとり、視覚障害を持つ女性の自立への歩みの先達者となった粟津キヨ(あわつ・きよ、1919-1987)の体験をもとに、児童文学者の市川信夫(いちかわ・のぶお)さんが書きおこし、1991年に児童福祉文化賞を受賞した小説「ふみ子の海」が原作となっている。

物語の舞台は新潟県、貧しさによる栄養不良のために永遠に光を奪われたふみ子を主人公に描いている。戦争の足音が高まりつつある1935年に8歳のふみ子は、高田盲学校教師の高野りんと出会い、点字の存在を知る。

貧しいふみ子は、盲学校へ通うだけの余裕はなく、働いてはどうかと持ちかけられ、あんま屋の弟子として厳しい修業を積む中で、多くの温かい人々に巡り会い、ふみ子は一人前のあんまへと成長してゆく。その後、高野りんと運命的に再会を果たしたふみ子は、盲学校に通って点字を習い始め、「字が読める、目が見えなくとも教科書が読める!」という喜びから、一旦消えかかっていた向学心に火をつけるが、思いがけない試練が訪れる。

近藤明男さんは1947年東京都生まれ、1970年に早稲田大学教育学部在学中からドラマなどの助監督を手掛け、卒業後に大映に入社し、助監督としてキャリアを積み、その後、フリーランスの助監督として「大地の子守歌」や「曽根崎心中」、「この子の七つのお祝いに」、「ビルマの竪琴」などの映画に参加し、1985年「想い出を売る店」で監督デビューし、1987年に「ザ・瀬戸大橋-21世紀への架け橋」で第25回ギャラクシー賞(激励賞)を受賞した。

鈴木理子さんは1995年千葉県生まれ、競艇選手の鈴木茂正さんを父に持ち、ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー所属の子役としてテレビ東京「おはスタ」のおはキッズのほか、「スローダンス」、「上を向いて歩こう 坂本九物語」、「愛の流刑地」などのドラマや「カタカタ」、「まだらの少女」などの映画などに出演している。

中村敦夫さんは1940年生まれ、1958年に東京外国語大学インドネシア語学科に入学し、これが後に「ジャカルタの目」、「マニラの鼻」といった、東南アジアを舞台とする国際小説執筆へと繋がっている。1959年に大学を中退し、俳優座養成所を経て劇団俳優座に入り、1965年にハワイ大学に留学し、アメリカ社会の研究をした。

帰国後は「はんらん狂想曲」を自主公演した後、俳優座を退団、1968年におきた事件でアムネスティ・インターナショナル日本支部設立に携わる。1998年に参議院議員選挙で東京選挙区から立候補し、初当選、「国民会議」を1人で旗揚げした。2000年7月「政党さきがけ」代表に就任、同年8月議員連盟「公共事業チェック議員の会」会長に就任、静岡空港建設反対運動などに取り組んだ。現在は政界を引退し、俳優業、著述、講演を続けながら、仏教研究を行っている。

尾崎千瑛さんは1993年東京都生まれ、2000年のNHK「葵-徳川三代」の和姫役でデビューした。「おとうさん」、「純情きらり」、「すてきにコモン!」などのドラマに子役として出演し、ほかにもCMや映画、舞台などで活躍している。

初日に来場すると、先着で越後産こしひかり新米2合をもらえる。

料金は一般1800円、大高生1500円、中学生以下とシニアが1000円。(2007-10-12)

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